24の庭

日本人の伝統や美意識。それはいつの時代も、日本独特の四季折々の風土により育まれてきた。今回、パークシティー豊洲のランドスケープデザインにおいて、プロジェクトのメインコンセプトとして掲げた のは日本の二十四節気。二十四節気とは、節分を基準に1年を24等分して約15日ごとに分けた季節のことで、太陰暦を使用していた時代に本来の季節を知る目安として考えられた。日本ならではの、四季の微妙な移り変わりを味わうという贅沢。見るだけではなく「使えるランドスケープ」を目指し、様々な工夫を仕掛けた24のプライベートガーデンをつくった。

2008

28,900.05m²

Landscape Design

アーバンドック パークシティ豊洲／東京都江東区豊洲2-5-2

Client／Mitsui Fudosan Residential
Architect／Sumitomo Mitsui Construction
Architect (design consultant)／ JMA
Lighting／Light Design
Photography／Tadamasa Iguchi